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マンガを描くための基本

マンガの描き方

はじめに

ここでは、マンガをこれから描き始めたい人でもわかりやすいように、マンガを描く上で必要な事を紹介していきます。絶対にこの方法でないとダメ!という事ではありませんが、基本的な事を知っておくだけでも大分違いますので、目を通してみて下さい。

漫画家を目指す上で大事なこと

●とにかくがんばる
漫画家を目指している方は、是非一度投稿サイズでマンガを完成まで1本描き上げてみてください。
漫画家を目指しているという人で、まだ一度も投稿した事がない人、ノートには鉛筆でよく描いている、頭の中では出来ている、小さいサイズでなら描いたことがある…など、1本もちゃんと仕上げまで描き上げた事がない人が多いのです。ちゃんとした作品を1本仕上げるだけで、かなりのレベルアップが期待できます。その分、1作品仕上げる事は意外と大変です。その気になれば…とは言わず、描いてみましょう。
そして、投稿してみましょう。

●めげない
一度投稿してダメだったからといってすぐに諦めてしまうようでは、プロにはなれません。ダメだったら、どこがダメだったのか考えつつ、次の作品では前の作品以上のものを作れば良いのです。
1箇所に持ち込みをしてダメ出しされたからといって諦めることもありません。とにかくいろんなところへ持ち込みしてみましょう。好みもありますし、担当者によって全く正反対の意見がもらえたりもします。
特に毎回同じところで同じ人に見てもらっていて、進展がない人は、他の出版社にも持ち込みしてみましょう!新たな発見があるかも。

●諦めない
諦めたら夢はそこで終わりです。本当にどうしてもなりたかったら、諦めずにがんばるしかないです!
行き詰ってしまったら、他の人に見てもらう事も大切です。自分がどんなに面白いと思っていても、他の人にとっては意味不明な事は結構多いのです。
身近でそういった人がいなければ、ネットでアップしたりして見てもらうのも手です。

●「まいっか」は無し
たとえば建物を描いていて、「なんか変だな?物足りない?」と思った時、「まぁいいか」とそのままにしてしまう人も多いのではないでしょうか。これでは上達しません。変だなと思ったら、変だと感じなくなるまでとことん描いてみましょう。また、建物などの場合は、実際に見たり、写真を探したりしてみましょう。いつも見てるものだし…と思うかもしれませんが、実際に描いてみると、細かいところまで記憶になく、平面的な絵になってしまったりします。とにかく調べて、丁寧に細かく描いてみて下さい。上達も早くなります。

早く上達したい人へ

よく、「どうしたらうまくなりますか?」「すぐに上手くなる方法を教えてください」という質問を頂きます。一番の近道は、とにかく描く事です。「えー・・・」と思われるかもしれませんが、これが一番上達が早いです。
1日1枚描くだけで違います。この時、顔だけではなく、全身を描く事が大事。
顔だけ描いていると、顔がうまく描けても、体が描けなくなり、後でとても困ったことになります。デッサン力をつけることも大事。
↓のようなサイトもあります。
http://www.posemaniacs.com/blog/thirtysecond
30秒間隔で人体モデルが表示され、時間内に描いていくもの。
続ける事で、デッサン力が身につきます。
生き生きとしたポーズやキャラを描く事は、マンガを描く上でとても重要な事ですので、練習するときは同じポーズや棒立ちのポーズばかりではなく、様々なポーズ、角度から描いて練習する事が大切です。

漫画家は楽な仕事ではありません。
プロになっても、担当者がその内容ではダメと言えば、自分の描きたいものでも描けませんし、自分の思う通りにストーリーを描けないこともあります。
プロ並みの実力があっても、自由に好きなように描きたい!ということで、雑誌では描かずに同人で活動されている方もいます。プロの漫画家になる事だけが道ではないと思いますので、いろいろとチャレンジしてみてください。


⇒マンガの描き方と手順


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