本文へスキップ

ものづくり系関連コンテンツ一覧

ものづくり

フィギュアの作り方


自分のキャラや、お気に入りのキャラを立体化させたい!と思う方も少なくないのではないでしょうか。簡単とは言えませんが、がんばれば自分のキャラのフィギュアを作れるので、チャレンジしてみてください。
よく使われるのが、↓のファンドです。石粉粘土できめが細かく、細かい作業も可能です。
基本的にはこのファンドで、作っては乾かし…を繰り返して作業していきますが、スカルピーというオーブン粘土を使う人もいます。こちらはオーブンで焼かない限り固まりません。ファンドに比べて値段は高めなので、初めての方はファンドが良いかもしれません。

趣味などで1体だけ作る場合は良いですが、複製して大量生産する場合は、シリコンなどで型を作り、レジンなどを流し込んで複製します。
↓はかなり前に作りかけた某キャラです。粘土をつけ足したり、削ったりと自由がきくので、わりとどうにでもなります。

というわけで、写真つきで詳細説明をしたいところですが、粘土は手が汚れるので、まとまった時間が必要で、なかなか作業をする時間がなく、石粉粘土での制作はまた次回にして、今回はちょっとめずらしい…かもしれない(需要あるのかわかりませんが))羊毛フェルトでのフィギュア作りを掲載してみます。固めるのはひたすら針を刺し続けるということ以外は、意外と粘土と似ていたりしますので、粘土で作る方にも参考になるかもしれません。
羊毛フェルトをはじめる上で必要なのは、必要な色の羊毛フェルトと、専用ニードル、あと専用マットです。高いものではありません。


まずは顔を作るので、肌色の羊毛フェルトを必要分ちぎって丸めて刺し固めます。粘土の場合はただ丸めて形を整えていきます。

ある程度刺し固めた状態。小さくなりますので、多めに取ります。作品スタイルにもよるかもしれませんが、あまりガチガチになるまで刺し固める必要はないです。あまりガチガチにしてしまうと、あとで修正が難しくなります。だからといってやわらかすぎると変形してしまうので、ちょうど良い堅さにします。


ある程度形になってきたら、目や鼻、口の位置を決め、形作りをしていきます。粘土の場合は鼻や頬など必要な部分に水をつけて足していく感じで、羊毛フェルトの場合も同じですが、追加する羊毛フェルトをあまり丸めてしまうとなじみにくいので、ふわっとしたものを乗せてから刺し固めていくのが良いです。


目の細かい部分を刺すため、黒の羊毛フェルトを細長くねじるようにして少し長めに取ります。それをニードルで目の位置に差していきます。
粘土の場合は、目の部分は窪ませて、あとで鉛筆などで描いてバランスを見てください。


ざっと、目の淵と瞳、口、眉毛を刺してみました。ここからもっとちゃんと刺し固めていきます。


瞳に濃い色と白い部分を入れてみました。頭が少し小さめで足りなかったみたいですが、どうにでもなるのでとりあえずこのまま続けます。
粘土の場合も同様、足りなければ粘土を足せばOKです。


バランスを見たいので、とりあえず髪の毛を作ります。髪の毛に使う羊毛フェルトを取って、ある程度形になるように刺し固めます。それを必要な部分に刺し、バランスを見ながら刺し固めます。


整えていませんが、ざっと前髪をつけてみました。まだ毛羽立っていますが、後から整えるので気にしません。
粘土の場合で、ちゃんとした組み立て式のものを作る場合は、マスキングテープなどで頭部を覆って髪部分の粘土を貼り付ける必要があります。その場合は頭の形が出来上がってから一部削り落として組み立てられるように作ります。


とりあえずざっと頭は完成しました。まだ髪の毛の形が整っていないので、さらに刺し固めたり足したりして整えていく必要があります。口はバランスが悪いので一旦埋めました。あとで調整予定。
体部分の制作は今後追加していく予定です。とりあえず頭まで。


バナースペース